VISI-ONE Innovation Hubに新たに3団体が加入~視覚にまつわる課題解決の共創を目指す~
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- 5 日前
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視覚課題解決に向けたイノベーションを創出するためのプラットフォーム「VISI-ONE Innovation Hub」に、株式会社ダイセル(以下、ダイセル)、ViXion株式会社(以下、ViXion)、大阪公立大学工学研究科機械系専攻知能システムグループ(以下、大阪公立大学知能システムグループ)の3団体が新たに加入しましたので、お知らせいたします。
新規加入団体の概要
株式会社ダイセル
1919年創業の化学メーカー。「健康」「安全・安心」「便利・快適」「環境」などをテーマに製品・サービスを提供し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
ViXion株式会社
視覚障害者向けの電子デバイスやソリューションを開発・提供するスタートアップ企業。視覚に関する課題解決型製品で社会に貢献しています。
大阪公立大学工学研究科機械系専攻知能システムグループ
ロボット技術を活用し、社会的課題の解決に繋がる機器やシステムの研究開発を進めています。
加入の背景
2025年5月19日(月)に大阪にて開催した「VISI-ONE Innovation Hub Conference 2025」(以下、カンファレンス)において、各団体はそれぞれ以下の形で参加しました。
ダイセル:カンファレンスゴールドスポンサーとして協賛
ViXion:南部誠一郎代表取締役社長がスピーカーとして登壇
大阪公立大学知能システムグループ:うめきた広場にて、視覚障がい者向けの歩行支援デバイスである車輪付き杖型ガイドナビの実地試験を実施
これらの活動を通じて、各団体はVISI-ONE Innovation Hubが掲げる「共創による視覚課題解決」の理念に共感し、加入に至りました。
現在の加盟団体一覧(計9団体)
● 一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション(発足団体・幹事団体)
● スカイライトコンサルティング株式会社(発足企業・幹事企業)
● 特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(発足団体)
● 参天製薬株式会社(幹事企業)
● Knots associates株式会社
● 株式会社Ashirase
● 株式会社ダイセル
● ViXion株式会社
● 大阪公立大学工学研究科 機械系専攻 知能システムグループ
VISI-ONE Innovation Hubの概要
2024年9月に発足したVISI-ONE Innovation Hubは、視覚課題の解決を目指す企業・団体が連携し、技術革新や新規事業創出を進めるための共創型プラットフォームです。このたびの3団体の新規参加により、加盟団体数は合計9団体となりました。
今後の展望
VISI-ONE Innovation Hubでは、引き続き視覚課題解決に取り組む企業・団体の参加を広く募集しています。ともに新たな価値を創造し、視覚に関わるさまざまな課題の解決を目指してまいります。
【企業・団体概要】
株式会社ダイセル
1919年創業の化学メーカー。「価値共創によって人々を幸せにする会社」を基本理念とし、「健康」「安全・安心」「便利・快適」「環境」などの領域を中心に、人々の暮らしに有益な製品やサービスを幅広く提供しています。100周年を機に「サステナブル経営方針」を定め、人や環境にやさしい製品や生産方法の開発による循環型社会構築への貢献とともに、多様な人財が活躍できる職場づくりを目指しています。ホームページ:https://www.daicel.com/
ViXion株式会社
ViXionは次世代の視覚サポートデバイスの社会実装を目指すハードウェアスタートアップ企業です。 HOYA時代からの祖業である夜盲症でお悩みの患者様向け暗所視支援眼鏡「MW 10 Hikari」のほか、自動で目のピント調節をサポートする革新的なオートフォーカスアイウェア「ViXion01」を開発しています。
ViXion01シリーズのクラウドファンディング累計支援額は5.5億円超を達成し、2024年のデジタルイノベーションの総合展「CEATEC2024」にて最高峰の総務大臣賞を受賞したほか、2024年グッドデザイン賞においてトップ100入選を果たしました。
大阪公立大学工学研究科機械系専攻知能システムグループ
大阪公立大学知能システムグループでは、知能と動きを使ったシステムを研究しています。その一つとして、移動ロボット技術を活用し、視覚障がい者が単独で、いつでも思い立ったときに気軽に安全に外出できる世界を目指して、車輪付き杖型ガイドナビシステムを開発しています。歩行自体は利用者本人に任せ、方向のみを常時直感的に案内することで、利用者が主体的に歩けることを重視しています。
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