「ダイセル ブラインドサッカーウィーク in うめきた」内にて、車輪付き杖型ガイドナビの実証実験・デモンストレーションに協力しました。
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- 6月6日
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VISI-ONE Innovation Hubは、「ダイセル ブラインドサッカーウィーク in うめきた」(以下、本大会)の最終日となる5月25日(日)に、グランフロント大阪うめきた広場周辺で実施された視覚障がい者の単独歩行を支援する車輪付き杖型ガイドシステムナビの実証実験およびデモンストレーションに協力しました。
この実証実験は、大阪公立大学 工学研究科 機械系専攻 知能システムグループ 今津グループ(以下、今津グループ)が研究・開発を手掛ける、視覚障がい者の単独歩行を支援する車輪付きの杖型ナビゲーションシステムを用いて実施されたものです。
今津グループは、移動ロボットの技術を基盤に、視覚障がい者が安全かつ自立して歩行できる社会の実現を目指して、本システムの研究開発を進めています。これまでも学外施設でのテスト機会はありましたが、今回は、グランフロント大阪という人流の多い公共空間で、視覚障がい当事者の方々が実際に体験できる貴重な機会となりました。
VISI-ONE Innovation Hubは、発足団体の一つである特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(理事長:金子 久子)を通じて、施設管理会社と調整を行い、会場でのデモンストレーション実施を実現しました。また、本大会のサイドイベントに参加した視覚障がいのある方々へデモンストレーションの参加を案内し、より多くの当事者の声を収集する機会を創出しました。
VISI-ONE Innovation Hubは今後も、多様なパートナーシップを活かし、視覚に関する社会課題に対する解決を目指した取り組みを推進してまいります。

VISI-ONE Innovation Hubでは、視覚課題の解決に取り組むスタートアップ企業や研究機関等に対して、実証実験の機会提供や被験者の募集などの支援を行っております。「当事者の声を直接聞きたい」「テストの環境を探している」といったご要望をお持ちの企業・団体様はぜひお気軽にお問い合わせください。



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